SAN JOSEから帰国後のつうしん 3人の子供達に囲まれた楽しい我が家
by nakiwarai_again
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2007年 02月 21日
No Second Chance
by Harlan Coben
■あらすじ
何者かに襲撃されたDr.Marc Seidmanが気付いた時は病院のベッドの上。妻Monicaは殺され、生後6ヶ月の娘Taraが姿を消してしまってから12日も経っていた。だが身代金を要求する脅迫状が義父に届き、Marcにとって娘を取り戻すというチャンスをもたらしたのだ。警察に知らせずに身代金を用意しろという脅迫文の末尾には「No Second Chance」の文字。やはりFBIの動きを察知され、大金は相手に渡ったものの娘は戻ってこなかった。更にFBIは、この事件はMarcの狂言ではないかと疑いを持ち始める。
未解決のまま1年半が過ぎ、再び義父のもとに脅迫文が舞い込む。前回同様、Taraの毛髪が同封されていた。DNA検査の結果、間違いなく前回同封されていた毛髪と同じ人物のものだ。しかも、今度は2歳位の子供の毛髪。Taraはまだ生きているに違いない!前回の失敗を元に、今度は自分の力でTaraを取り戻そうとするMarc。かつての恋人で元FBI捜査官のRachelに助けを求め、二人で必死に見えない敵を追う。
何故MarcとMonicaは撃たれたのか?それも違うピストルで。誰が何の目的でTaraを連れ去ったのか?果たしてTaraは本当に生きているのだろうか?
■感想
1年ぶりの洋書感想文アップだ~。数冊平行読みしていたところ、買いだめしてきた洋書の中にCobenの文字が。「Tell No One」「Gone For Good」同様、手にとって見た瞬間からのめりこんでそのまま読了(他の本はほったらかし(^^;)))。やっぱりCobenは良いなぁ。分厚いのにドンドン読み進めてしまう展開の速さとどんでん返しの上手さ。絶対に当てて見せよう!と思ってどんでん返しの先回りをしてみるのだけれど、全部裏切られっぱなし(苦笑)。
単なる誘拐事件ではなく人身売買の組織が暗躍していたり、とにかく先が全く読めないから最後の1ページまで気が抜けない。読了した直後にノアが起床し、すっかりMarcの気分だった私は「ノアちゃん傍にいてくれてありがとう~」っと抱きしめてしまった(苦笑)。
先が気になって気になって、早起きしてコーヒー片手に熱中する数日。久しぶりに別世界に飛べて楽しかった!やっぱりミステリーを読むのは英語に限る。それから3児の母となった今、何故かハードボイルドがとっても魅力的(爆)。
出版社: Signet 420ページ
著者オフィシャルサイト: http://www.harlancoben.com/
★★★★★
by いちほ
by nakiwarai_again
| 2007-02-21 16:38
| 本(洋書のみ)
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